猫グッズ販売しています(=^・^=)

里親になるため登録前研修に行ってきた話(1日目)

里親になるため、基礎研修は終わりましたが、今回は登録前研修(2日間)の話です。

→里親の基礎研修に行った話

研修内容は以下の通り。

1日目

(養子縁組を希望される方は、7、8、9も受講)

  1. 里親制度の基礎Ⅱ(里親養育論30分)
  2. 里親養育の基本(里親養育論30分)
  3. 関係機関との連携(里親養育援助技術25分)
  4. 子どもの権利擁護と虐待防止(里親養育援助技術30分)
  5. 子どもの心の発達(発達心理学30分)
  6. 虐待を受けた子どもの対応について(30分)
  7. 特別養子縁組の法律と手続き(30分)
  8. 真実告知と出自を知る権利(里親養育援助技術30分)
  9. 新生児委託について(30分)

 

2日目

  1. 子どもの心の発達(発達心理学60分)
  2. 子どもの身体と事故防止(小児医学・小児保健50分)
  3. 実習にあたって(養育実習30分)
  4. 特別な配慮を要する子どもの理解(30分)
  5. 里親会活動・実習までの流れ(20分)
  6. 里親体験談・グループワーク

そして、結論から書くと、この研修を受けて自信喪失する人が増加。(研修に来ている人に色々話しかけてみた)

里親の体験談も実際なかったし、これじゃ~不安しか残らないのでは?

と、辛口意見だが、前向きに検討したい。

※長くなったので、前半・後半に分けました。

里親登録前研修1日目に学んだ事や感想

それでは、項目ごとに学んだ事や感想を記録する。

里親制度の基礎Ⅱ(里親養育論30分)

1日目は、県の担当者が、里親の最低基準(児童福祉法)にしたがって子どもの養育を行う話から始まった。

最低基準とは、里親個人の考えで行うのではなく、児童相談所など様々な関係機関と連携して「社会的な養育」を目指すもので、養育里親研修テキストによると(一部変更)以下の事があげられる。

  • 自立支援計画に従うこと(第10条)
  • 記録をつけること(第12条)
  • 都道府県知事(実際には児童相談所長)の指導・助言にしたがうこと(第13条)
  • 都道府県知事への報告(第14条)
  • 関係機関との連携(第15条)
  • レスパイトケアを利用することができること(第19条)
  • 委託された子どもを、里親の実子や他の子どもと差別・虐待してはいけない(第5.6条)
  • 里親には守秘義務がある(第11条)

さらに、研修では、第1条~第20条を詳しく教わった。

知らなかったことは、0~15歳までの児童手当も里親の口座に振り込まれるそうだ。

しかし、それをすぐに里子の口座に移して、将来の資金として貯めておく必要があり、どうしても使用するときは児童相談所の了解を得なければいけないらしい。

(第9条給付金として支払いを受けた金銭の管理)

 

それから、実子がいない人は委託児童を4名、我が家のように実子が3名の場合は、3人までしか養育できないそうだ。

また、レスパイトケア(里親のお休みのようなもの)は年7日間利用できる。

里親養育の基本(里親養育論30分)

次は里親養育基本論。

全国的に、虐待を受けた子どもが施設や里親の元で生活する割合が高くなっているのはニュース等でも知っていた。

 

「みなさん、天使が来るとは思わないでください」

 

と、毎回研修で言われるのだが、その具体的な例が個人情報の関係で漠然としており里親になる側は、不安になってしまう。

この回では、マッチング、委託の打診、里親と子どもが顔を合わせる、交流、里親委託の決定、委託解除の話があった。

里子が15歳になると、里子の意思と里親の意思で養子縁組ができるらしい。

これは子どもにとって、重要なことだと思った。

そして、子どもの委託を受けると、一般生活費と里親手当(養育里親手当)などが支給される。

一般生活費

子ども1人当たり 月約5万円

 

養育里親手当

1人目 月8万6千円

2人目以降は1人につき 月4万3千円

さらに、教育費、医療費も里親が負担する事はほぼない。

学習塾代も支払われるそうな…

 

月13万6千円って小学校のうちは多すぎる金額だと思うが、将来のために貯金をしていないと、私立高校、専門学校、大学に進学した際は厳しいな…

本来ならば、保護者が働いて子どもを育てるが、こうやって税金から支払われるのなら、金銭の管理をきちんとしていないと確定申告の際、突っ込まれるかも。

だけど、食費ってスーパーに行ってそれを人数分で割って里子の分を出せばいいの?

色々細かい所は確認、確認。

(質問する時間を確保してほしい、休憩も昼休みしかなくぶっ通しw)

関係機関との連携(里親養育援助技術25分)

この回で、印象的だった言葉(養育里親テキスト)

虐待への対応は、今日、「1個人、1機関では対応できない」ということが共通の認識になっていますが、里親養育においても「里親だけでは子どもを育てることはできない」という事を確認すべきです。

子どもの権利擁護と虐待防止(里親養育援助技術30分)

この回は、権利や法律の話が主。

養育里親テキストの中で気になった所は真実告知の部分。

しかしこれは、養子縁組希望者は聞いているはずだが、養育里親の方は研修がなかった。

真実告知は大事な部分だと思うのだが、テキストで勉強してくださいって事?

真実告知とは、「私たち(里親)は、あなたを生んだのではないこと。

生んでくれたお母さんはいろいろな事情があって、あなたを育てることができなかったこと。

私たちはあなたを育てることを心から望んでいたこと。

あなたは私たちにとって大事な存在であること」を子どもに伝えることです。

それから、真実告知は、10歳前の方がショックが強くなく、10歳以降だと、部屋に閉じこもったり激しい反応が現れることが多いらしい。

しかし、調査の対象だったすべての人が、真実告知を受けてよかったと回答しているのはちょっと予想外だった。

子どもの心の発達(発達心理学30分)

児童心理司さんが実体験を元に話される。

「自分だけで対応が難しい時は、先輩方に相談して頑張っている」

ぶっちゃけこれを聞いて、専門家でも里子さんへの対応が難しいと理解できた。

子どもの特徴

・環境の影響を大きく受ける

・個人差がある

・子どもは発達する存在、変化しうる

 

発達を進める条件

・安心感のある環境によって養育者への信頼、それ以外の他者への信頼へとつながる

・応答的な環境、赤ちゃんに対して「眠い?おむつ?お腹すいた?」と不快から快へ導く

・自己肯定感を持てること「自分は大切な存在だ」と感じる心

虐待を受けた子どもの対応(30分)

まず虐待の説明があった。

里親が虐待する例もあるって、最悪。

虐待とは

・身体的虐待

・心理的虐待

・ネグレクト

・性的虐待

次に、虐待を受けた子どもの心理的、行動上の特徴。

虐待を受けた子どもの心理的、行動上の特徴(全国養育テキストやプリントより)

・虐待されたことを繰り返し突然思い出し、苦痛を感じる

・虐待に関連する事柄や人、活動などを回避し、記憶が抜け落ちたりする(解離性健忘)

・まるで別人になってしまったかのように振る舞う(解離性同一性障害)

・自分自身の身体を傷つけたり、髪の毛を抜いたり、多量服薬をする自傷行為

・挑発的な言い方をしたり、人をいらだたせ、暴力を引き出そうとする傾向(虐待的人間関係の再現傾向)

・誰にでも平気で近づき、抱かれたり、逆に人との関わりに警戒的(反応性愛着障害)

・里親が何気なく手を上にあげると、おびえたり、自分の頭を防いだりする

・非行、徘徊、家出

こちらに関しては、説明を受ければ受けるほど、里親希望の方は不安になったのでは?

実際私も不安感が強くなった1人。

「研修を受けるたびに、自信がなくなる」

子ども3人を育てた方が、そう言っていましたが、その通りだと思います。

虐待を受けた子どもへのかかわり方は以下の通り。

かかわり方のポイント

・体罰や大きな声で叱る事はしない

・安心安全であるという環境を整える

・あなたは大事な存在である、かけがえない存在である、生きている価値があるという事をことばや態度で伝える(自己肯定感を育む)

・里親サロンなどで本心を吐露する、息抜きをする

・指導相談所や里親支援機関と定期的に話し合う

・特定の少数の人との間に結ばれる心の絆(アタッチメント)を形成する。

このアタッチメントや自己肯定感に関しては、かなり時間がかかるそうです。

ぶっちゃけ、私もこれは苦労しました。

何十年もかかると思った方がいいですね。

という訳で、長くなったので、2日目は後半として後日書きます。

 

関連記事

→養育・養子縁組里親登録研修2日目

→里親の基礎研修に行った話

→自己肯定感が低い、高い人を具現化した漫画

→パパママ必見!夫婦喧嘩が子どもの脳を変形させるって知っていますか?

2 Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください