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「時間外の記録も賃金ちゃんと払って!」看護職員の労働を見直すガイドライン

どうも!

労働を管理する人は

看護師あがりじゃダメな気がする

松田トロ(看護師)です。

 

今回は、看護師の過労死事件が注目を集める中、厚生労働省 2017「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」にそって、看護職員の業務を見直してみたいと思います。

 

あなたの職場は、労働時間(賃金発生)とみなされるものを、無償で行っていませんか?

これも看護職員の労働時間と義務化されました

それでは早速ガイドラインの内容と、具体例をあげてみましょう!

その1 業務に必要な準備行為・片付け

使用者の指示により、就業を命じられた業務に必要な準備行い(着用を義務付けられた所定の服装の着替え等)や業務終了後の業務に関連した後始末(清掃等)

引用リンク 労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドラインより

私が考えた具体例

  1. 情報収集(患者の記録を見たり、今日の検査の把握など)
  2. 朝の朝礼、ミーティング、ラジオ体操
  3. 清掃・後片付け
  4. 機械の立ち上げ
  5. 内服・点滴の準備
  6. 患者さんの所に行って状態把握
  7. ナース服に着替える
  8. 申し送りノートを見て確認
  9. 救急カート、物品チェック、数が合わないとウロウロする

 

看護職員だったら絶対にやったことがある始業前の情報収集も労働時間です。

それから、「着用を義務付けられた所定の服装の着替え等」と、書かれているのでナース服に着替える事も労働時間に入ると思って書きました。

その2 指示があった場合、即時に業務につくことが求められる待機時間

使用者の指示があった場合には即時に業務に従事することを求められており、労働から離れることが保障されていない状態で待機等している時間(いわゆる「手待ち時間」)

引用リンク 労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドラインより

私が考えた具体例

  1. 患者さんの記録
  2. 患者さんの手術や検査が時間内に終わらず、人が足りないから日勤の人が検査や手術が終わるまで待機する
  3. オンコール

 

夜勤の人が大変だから、日勤が待機している事ってよくありますよね…。

あと、夕方のナースコールを日勤の人がとって記録が遅くなったり…。

その3 実質的に参加が義務付けられている研修・教育訓練の受講など

参加することが、業務上義務付けられている研修・教育訓練の受講や、使用者の指示により業務に必要な学習等を行っていた時間

引用リンク 労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン

私が考えた具体例

  1. 研究発表の準備
  2. 看護学生の記録チェック
  3. 夜勤明けに夕方研修がある
  4. 交通費自腹、賃金も出ない研修に強制参加
  5. なんかいっぱいある委員会

 

夜勤明けや休みの時の夕方研修は、本当に嫌でしたね…。眠いし、疲れてるし、賃金貰えないしwww

それと、日勤で仕事が沢山のこってるのにもかかわらず研修があると、さらに帰れなくて最悪でした。

(そして研修時間は除いて時間外手当てを書きなさいと上司に言われるってオチw

日本看護協会が行った「時間外勤務、夜勤・交代制勤務等緊急実態調査」(2008年)では、回答者の75.5%が時間外の院内研修に参加したと回答し、その長さは月平均3.8時間、93%は時間外勤務として申告していないという結果でした。

引用リンク 日本看護協会ホームページより

看護職員の賃金不払い労働の業務

それでは看護職員がどんな労働で賃金不払いを受けているか2017医労連の労働実態調査をみてみます。

すると、①記録が59.9%、②情報収集が51.0%、③患者への対応が42.2%となっています。

表1 医労連2017労働実態調査より

この結果をみて正直な感想を書きます。

 

どこも同じような事で

時間外労働を強いられ

賃金不払いなんだな~

( ̄▽ ̄)

 

朝早く来て、患者さんの情報収集をして、勤務時間中は患者さんのナースコールや処置に対応して走り回り、終わったら記録で遅くなる。

看護職員、そりゃ人手不足になりますわなw

 

少しでも改善したいと思う方は日本看護協会の時間外勤務を減らすマネジメントの「技」を読んでみてください。

とにかく早く看護職員の業務を改善をしないと、今後さらに過労死する看護師は増えると思います。

一部引用↓(中略あり)

緊急入院、看守り、急変、食事介助、清拭などのリリーフ要請に応え、看護部から指示を出す応援システムをつくりましょう。

リリーフ要員は特定入院料算定のICU、CCU、救命救急センターなど人員配置にあらかじめ余裕を持たせてある部署から確保しましょう。

入院患者への医師のオーダー変更が夕方にずれ込み、その対応で日勤者が残らざるを得ないなら、10時~19時の日勤帯を設定してみましょう。

時間外勤務の理由の把握と丁寧な個別指導が基本です。

「要領が悪い」「みんなのレベルに追い付けない」と見えるなら、まずは個別に「タイムマネジメント」のコツを指導しましょう。

院内研修は可能な限り勤務時間内で実施するのが基本です。

勤務時間外の研修参加は、「業務」「自己研さん」のどちらで扱われるのかをあらかじめスタッフに明示しましょう。

う~ん…救急が忙しい時は、応援もらえないからどうしましょうかね…。

まとめ

看護師 過労死

いかがでしたか?

今回は、「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」(厚生労働省・2017年1月20日)に基づき、看護職員の時間外労働と、賃金についてまとめてみました。

少しでも看護職員のおかれている過酷な状況が改善されるよう、まだガイドラインを読んだことがない方はぜひ覗いてみてくださいね。

ではでは!

「日勤前に30分早く来て情報収集しなさい」と言う上司がいる限り看護師不足は終わらない! 1か月60時間以上働いている看護師さん!あなたこのままじゃ「過労死」しますよ?

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