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「日勤前に30分早く来て情報収集しなさい」と言う上司がいる限り看護師不足は終わらない!

どうも!

看護職員の75%が

仕事を辞めたいと思っている…

私もその中の1人だw

松田トロです!

 

今回は、医労連の2017年看護職員の労働実態調査結果の中から「日勤」の時間外労働についてまとめました。

この調査は、病院、診療所、訪問看護、老健施設などの介護施設に勤めている、日本医療連の組合員3万2千人の看護職員(看護師、准看護師、保健師、助産師)を対象としています。

 

そして、読めば読むほど看護職員の労働環境が劣悪なので、イライラして怒りが爆発しそうになります。

もう何十年も前から言われているのに、なぜ看護師不足は解決しないのでしょうか?

 

私は、タイトルでも書いたように

「日勤前に30分早く来て患者さんの情報収集をしなさい」

「だって私達も無償でやってきたんだから…」

こう言う上司がいる限り、看護師不足は解決しないと断言します!

日本医療労働組合連合会の2017年労働実態調査によると…

看護職員の日勤の時間外労働、始業時間「前」

表1 医労連2017労働実態調査より

日本医療労働組合連合会(医労連)2017年の労働実態調査の「日勤」の時間外労働によると、始業時間「前」約30分が33.9%と最も多くなっています。

次は約15分が26.7%、なしが20.2%。5分の1は「なし」なんですね。

いいな~

 

そして、私がビックリしたのは、約30分以上の合計が53.2%って事。

看護職員の半数以上が、せっせと30分以上早く来て仕事をしているって事です。

 

さらに具体的にみると、始業時間「前」約120分以上が0.5%、約90分が1.2%、約60分が7.2%、約45分が10.4%。

例えば、仕事が8時半から始まるとしたら、0.5%の人は朝の6時半(もっと早い人もいる)、1.2%は7時、7.2%は7時半、10.4%は7時45分に仕事開始ですよ。

 

みなさん一体何時に

起きてるんだ!

看護職員の日勤の時間外労働、終業時間「後」

看護師 労働環境

表2 医労連2017労働実態調査より

そして、早く来て定時に帰れるんならまだましです。

残念ながら、終業時間「後」はもっと悲惨な結果でした。

なんと、終業時間「後」約30分以上の合計が73.9%。

詳しく書くと、約30分21.8%、約45分8.1%、約60分21.3%、約90分13.2%、約120分9.5%です。

 

例えば、8時半~17時が勤務時間だったら、過酷な労働環境で働いている看護職員は、朝6時半から仕事に来て、19時過ぎて帰るわけですね。

約13時間も日勤ですか…。

緊張を強いられた環境で、長時間労働。

そりゃ看護職員も続きませんわな…。

 

みなさんの労働環境はどうですか?

ちゃんと時間外の賃金貰っていますか?

昼休みは45分~60分きちんと休めていますか?

この調査をもとに、職場で同僚と話し合ってみてはどうでしょうか?

看護師の私の実体験

それでは次に、転職を15回している私の体験談を書いてみようと思います。

最初に勤務した総合病院での話

私が新人の頃に勤務していた総合病院では、最初にある事を言われました。

それは

「新人は早く来て情報収集するのが当たり前」

「新人は早く来て仕事の段取り(準備)を考えるのが当たり前」

 

これを師長や先輩から言われたので、私も約30分前には病院に来て、患者さんの情報収集をするようになりました。

 

そして情報取集が終わると、朝の点滴の確認や患者さんの様子を見に行っていました。

ですから、この癖が身体に染みついており、今だに仕事の30分前には職場に来ないと落ち着きません。

 

しかし結婚して、ある企業に勤めている夫と仕事について話した時に、朝早く来た時間も賃金が発生していると知った時は、驚きを隠せませんでした。

 

「え?朝早く来て、お金貰えるの⁉」

 

仕事に早く来て、賃金を貰えると言う概念がなかった私。そしてやっと自分が洗脳されている事に気づいたのです。

「今まで私たちもそうやってきたんだから、あんた達も朝早く来るのが当たり前」

これを上司や先輩ナース言い続ける限り、看護職員の労働環境は永遠に改善しないと思いました。

表2 医労連の労働実態調査より

表3 医労連2017労働実態調査より

それから、年齢別のデータが表3です。

看護職員の始業時間「前」の時間外労働「60分以上」、「20~24歳」18.8%、「25~29歳」10.4%。

終業時間「後」の時間外労働「60分以上「20~24歳」56.7%、「25~29歳」53.1%。

20代の看護職員の労働時間外が多いですね。

 

確かに、新人の頃は仕事を覚えるのに必死だったり、急変や要領がつかめず時間がかかると思いますが、始業前、終業後60分以上は多すぎます。

改善案としてこういうのはどうでしょう。

 

  1. 上司、先輩の早く来て当たり前概念を捨てる
  2. 始業時間前の朝礼は辞める、やるなら始業時間が始まってからやる
  3. 朝早く来て何をしているのか把握し、それを業務時間に収めるよう指導
  4. 残業した内容を把握。書類関係など看護師以外でもできる物は事務に頼む
  5. 新人教育を見直す。個人の能力によって業務分担を考える
  6. リーダー業務は3年経ってからさせる
  7. 人員を増やす

それから、私が新人の頃の話ですが、通常業務の他に、オペ前準備、オペ出し(患者さんを手術室まで見送る、申し送りをオペ室ナースに伝える)や、検査の介助を20代の看護師にやらせる風潮も嫌でしたね。

 

確かに勉強にはなるのですが、はっきり言ってオペ出し2件もあったら、1件は他の方に担当させるといった配慮をリーダーはするべきだと思います。

 

それから、入院患者さんが3名入ったら、1名はもう1人が担当とかね。

できたら、検査や入院を担当する別の人を確保できたらなおいいです。

ただでさえ、新人や若い層は経験も少なく不安なのに、こういった検査や入院などが入ったらパニックになります。

 

リーダーや上司の采配は

非常に大事です!

看護職員の労働環境

あと、できたら自分より年上の看護職員がリーダーになって欲しいです。

なぜなら、年上の看護職員に大変な検査を受け持たせる勇気は、若い層にはないからです。

(そんな事やったら、仕事教えてくんないですもんw)

 

私の場合、准看護師はリーダーができない病院だったので、2年目の私がリーダーやってたんですよ。

あの時は本当にしんどかったです。確かに家庭があって、お子さんもいたりしたら早く帰って、家庭を優先したいですもんね。

だから、独身の看護職員が負担を強いられるのはしかたがない?ですが、いくら若くても限度があると思います。

 

そこらへんの微妙な駆け引きを上手く師長に相談できる話術があの時あれば…私は適応障害にならなくてすんだかもしれません。

【体験談】新卒看護師が2年で総合病院を退職した話

おっとこれも余談ですが、昔いた病院の主任は、仕事さぼって忙しい時にいつもいませんでしたw

(裏情報によると、どっかでタバコ吸ってお菓子食べてたらしい…)

 

こういった人が長く続いて、一生懸命頑張っている看護職員が辞めるのは、病院にとって大きな痛手だと思います。

看護職員の業務分担、見直す必要がありますね。

あれ?ベテラン看護師の仕事量は増えている

表4 医労連2017労働実態調査より

先ほど、若い層の日勤労働時間外が多い事を指摘しましたが、表4のデータを見ると、1年前に比べ仕事量が大幅に増えたと感じるのは「40~49歳」25.6%、「50~59歳」24.3%と、ベテラン看護師の方が高い数値となっています。

若い層も大変だし、ベテラン層も大変…おいおいw

表5 医労連2017労働実態調査より

そして、これは、勤続年数でも同様のようです。

「勤続年数の短い層が多い職場で、経験豊富なベテラン層に重い負担となっていることがうかがえる結果」と、調査では書かれています。

表6 医労連2017労働実態調査より

また、勤務形態別を順位でみると

  1. 日勤と当直が24.3%
  2. 3交替が24.2%
  3. 日勤と準夜が22.5%
  4. 2交替が20.8%
  5. 日勤のみ14.5%

「夜勤のある勤務形態の仕事量が増えていることがみてとれる結果」と、調査で書かれています。

表7 医労連2017労働実態調査より

さらに、看護体制別を順位で表すと

  1. 一般病棟の13対1が28.1%
  2. 一般病棟の10対1が27.8%
  3. 療養病棟が23.9%
  4. 一般病棟の7対1が23.4%

「配置人数が低く設定されているところは、仕事量がより増加している結果」となっています。

 

これらを総合すると、配置人数が低く、夜勤が絡んでいる勤務に勤めている、ベテラン看護師は、1年前と比べて仕事の負担が大きいと感じている。

つまり、そもそも人数が少ない所で勤務していると、ベテラン層は若い看護師を必然的にフォローしないといけなくなる。

そして夜勤はさらに人数が少ないのでベテラン層は大変。

あとは、夜勤の業務内容が増えた、患者さんの認知症・高齢化の増加も関係しているでしょうね。

う~ん…。やっぱり行きつくのは、看護職員の人員不足ですか…汗。

ある病院の朝の異常

朝日が眩しい 太陽 空

あの~また体験談入れますがいいですか?

あと少しで終わりますw

 

私がある病院に勤めていた時の事です。

その病院では、なんと申し送りが始まる1時間前に、バイタル測定(血圧、体温、脈など患者さんの状態把握)をやっていたのです!

つまり、8時半が申し送り(始業時間)だったら、7時半には患者さんの所に行ってバイタル測定。

何度も言いますが、申し送りを聞いてないのに、バイタル測定ですよ?!

夜勤の状態は?

そんなんで状態把握できるの?

ってかまだ

始業時間前だぜ?

この病院はさらに色々あってすぐに退職しました。

 

部下が、おかしいと思わない・発言しない事や、主任がそれを当たり前と思っている、師長も黙認している事も怖かったですね。

まとめ

看護師不足解消

いかがでしたか?

今回は日本医療労働組合連合会の調査に基づいて、私の体験談を付け加えてみました。

 

これを読んで、看護職員の「日勤」の時間外労働がいかに多いか、20代の若い層やベテラン層に負担を強いているか、少し分っていただけたでしょうか?

今回は、日勤が主でしたが、今後は夜勤ついてもまとめていきたいと思います。

看護職員の労働環境が少しでもよくなるように、興味がある方は是非、医労連の2017年看護職員の労働実態調査結果を読んでみてくださいね。

 

そして、私がこの調査によってわかった事は、「看護師つらい、きつい、辞めたい」と思ってるだけでは、看護師不足は解消されないって事です。

 

みなさんも何か1つ行動をして(労働基準監督署に相談、業務改善提案、署名活動、ストライキ、労働組合に参加など)、人間らしい、働きがいのある仕事(ディーセントワーク)を目指しませんか?

 

最後に、日勤前に患者さんの情報収集する事は、労働時間に入ります。

それを無償でやりなさいと言う上司は、厚生労働省の「新ガイドライン」を知らない無能な上司です。

ではでは!

表8 医労連2017労働実態調査より

「時間外の記録も賃金ちゃんと払って!」看護職員の労働を見直すガイドライン 1か月60時間以上働いている看護師さん!あなたこのままじゃ「過労死」しますよ?

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