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配偶者の死は一番ストレスが高いって知っていますか?

こんにちは。

つらい時は泣いて発散

看護師の松田トロです。

 

父の死から、約1か月。

母は通夜や葬儀の後は比較的元気で、若干ハイテンション(多弁)なイメージを思っていたが、ここ最近は元気がない。

そこで今日は、配偶者の死をテーマに書いていこうと思う。

 生活とストレスについて

生活とストレス(ライフイベント)について順位をつけた人がいる。

その中で、一番ストレス強度が高いものは何か?というと…

1.配偶者の死  ストレス強度100

2.離婚 ストレス強度73

3.夫婦別居 ストレス強度65

4.刑務所の収容 ストレス強度63

5.近親者の死亡 ストレス強度63

であった。(4位と5位が同じ数字なのは不明。)

1968年にアメリカの精神科医Thomas Holmes と Richard Raheによって発表された 「Holmes and Rahe stress scale」に基づく。

<Holmes TH, Rahe RH.J Psychosom Res. 1967 Aug;11(2):213-8>。

つまり配偶者の死によって、かなりのストレスがかかるという事が分かる。

しかも、刑務所に入るよりストレス強度が高いのは驚きだ。

 

父親の死で、母親が変わった事

1、料理をつくりたがらない

母は、以前調理師として働いていた。

私たちが、実家に来たらとにかく台所に立って料理を作る人だったが、父の死から料理を作る事をあまりしなくなった。

幸い、諸事情で姪っ子と暮らしているため、なんとか料理を作っているが、もし姪っ子がいなかったらと思うと心配だ。

2、車を運転する回数が減った

実は父が入院している間、母は事故を起こしている。

相手側が突然バックしてきて、急ハンドルを切った母だったが、相手の車にぶつかった。

そこから、「車を運転するのが怖い」

と言って、乗る回数も減っていたが、父の死から更に運転をしなくなった。

 

最初は、車保険の名義変更関係で(父から母の名義に変更)乗らないのかと思ったが、運転する気力もない。

外出もおっくう…といった感じだ。

3、父の思い出話をしながら涙が出る

例えば、車の話しをしていたら

「本当にお父さんは、あちこち連れて行ってくれた。もう一生分の旅行を楽しんだ…」

と言いながら、涙を流す。

つられて私たちも涙を流すこともある。

若い頃は喧嘩をよくしていた2人だったが、43年も連れ添った人がいなくなるのはやはり悲しい事だと改めて思う。

4、物忘れが度々あったり、ボーとしている事が増えた

父の死後は、沢山の手続きに追われた。

その時に、以前なら1回で理解したところを、2回、3回と理解するまでに時間がかかるようになった。

後は、遺影の前で上を向いてボーとしたり、とにかく通夜と葬儀の後の多弁だった母が、一気に元気がなくなった。

5、身体の不調

朝、右の足の付け根が痛くなったり、腹部が痛くなって起きれない時があった。

急いで病院へ行くと今までウォーキングをしていたのを止めたので、坐骨神経痛になったと医師から言われた。

父の死から、「足が痛い、お腹が痛い」など、色々体調不良が続いている。

 

母だけじゃない、多くの奥さんが夫が亡くなり体調不良を訴えていた

父の死後、夫に先立たれた方の話しを聞く機会が増えた。

その方たちの話しをまとめると…

1.上の血圧が急に200や230に上がった。それから血圧の薬を飲んでいる。

2.安定剤がないと寝れなくなった。(母も飲んでいる)

3.身体があちこち痛くて整骨院に3年通った。

4.3年は夫の事を思い出し、涙がしょっちゅう出た。

今はやっと落ち着いた。

5.体調が悪くて点滴を毎日うちに行った。

とくに、安定剤を飲むようになった人が多かった。

この話しを聞いて、「母も相当つらいんだろうな…」と思い、なるべく時間を見つけて実家に帰っている。

 

 配偶者の死によって死亡率が上がる?

こちらのホームページにはこう書かれている。

配偶者との死別はストレスが大きい
 

私の勤務する埼玉医科大学国際医療センターでは、がん患者さんの看病・介護をする家族の心をサポートしようと「家族外来」を、続けて「遺族外来」を開設しました。

遺族外来立ち上げのきっかけは、家族外来を受診していた方が、患者さんが亡くなられた後も来院したため、いわば自然発生的な開設でした。

遺族となったことによるストレスについては一般的にあまり認識されていないようですが、実は深刻な問題をはらんでいます。

特に配偶者が遺族となったケースでは、その後半年間の死亡率が上昇することが知られています。

また、それまで自身の健康上の理由から医療機関を受診していた場合、その受診率が低下するという調査結果もあります。

自殺率も上昇することが知られています。

引用リンク https://inochi-vision.jp/scripts/partner/sorrow.php

 

確かに子供である私でさえも、父の死から「私も死にたい…」と、一瞬思った事がある。

それがましてや配偶者であったらと思うと、自殺率の上昇は見逃せない事実だと思う。

残念ながら母の住んでいる地域には遺族外来はないが、1人で抱え込まず気持ちを話す時間を三姉妹で作っていこうと思う。

 

最後に・・・

いかがでしたか?

配偶者の死は、日常の出来事の中で一番ストレスを受けやすい事だと認識し、遺族のフォローをしていくことが大切だと感じていただけましたか?

そして、遺族外来が今後もっと増え、死亡率、自殺率が減る事を切に願います。

 

私も医療者として、母を支えていきたいと思いますし、また私も近親者の死でストレスを抱えている状態なので、夫や友人、心療内科など相談できる場所で気持ちを話していこうと思う。

ではでは…。

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